メタボがあらゆる病気の原因!

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全粒穀物や玄米を食べると心臓病や糖尿病のリスクが低下

ハーバード公衆衛生大学院は、米国で1984~2010年に行われた「看護師の健康調査」(NHS)に参加した7万4,000人の女性と、1986~2010年に行われた「医療従事者追跡調査」(HPFS)に参加した4万4,000人の男性を対象に、全粒穀物の摂取と死亡リスクとの関連性を調べた。

研究チームが約16万2,000人の女性を12年間から18年間追跡した調査で、全粒穀物が多い人では糖尿病の発症リスクが最大で35%低下することが判明した。全粒穀物の摂取が1日2回増えると、糖尿病の発症は21%低下することも明らかになった。

玄米にも糖尿病を予防する効果がある。約19万7,000人の女性を14年間から22年間追跡した調査によると、玄米をよく食べる人では2型糖尿病の発症リスクが低下することが分かった。

1日の摂取量の3分の1に相当する50gの白米を、同じ量の玄米にかえると、2型糖尿病の発症リスクは16%低下した。さらに、ふすまを多く含む全粒穀物を加えてとるようにすると、発症リスクは36%も低下した。

心臓病や2型糖尿病のリスクを低下させる目安は、パンや米を1日に1回、全粒穀物を使ったものや、玄米、雑穀米に変えることだという。

「米国の食事ガイドラインでは、全粒穀物を1日に1回以上食べることを勧めています。研究では、全粒穀物を食べることで生活習慣病を予防でき、寿命を延ばせることが示されました。精製されていない穀類を食べ続ければ、健康に大きな差が出てきます」と、ハーバード公衆衛生大学院のQi Sun氏(栄養学)は強調している。

More whole grains linked with lower mortality(ハーバード公衆衛生大学院 2015年1月5日)

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